第10回 東海ブロック国際理解教育研究大会(静岡大会)
11/5(土)静岡県浜松市 浜松学院大学において開催されました。
浜松駅を出るとうなぎ専門店からいいにおいがしてきました。
会場の浜松学院大学です。
三海研からは大寺会長・平田顧問・東谷副会長・川村理事(兼全海研三重県理事)をはじめ10名のメンバーがこの大会に参加させていただきました。実践発表に、三海研からは、森先生(三重県教育委員会)と森井先生(中部中学校)にレポーターとして参加していただきました。
静岡県 国際理解教育研究協議会 会長
浜松市の教育長さんも来賓で来られていました。
分科会にも参加していただいていました。
実践発表の4分科会と横浜国立大学名誉教授の高木展郎氏による講演会という内容で研究大会が進められました。
今回、私は第3分科会ー1「外国語活動(全般)」に参加しました。
まず、浜松市で英語活動に力を入れている浜松市立西小学校の谷津先生が発表されました。
低学年から高学年まで英語活動に全校で取り組んでいる様子を紹介されました。ビデオを見せていただいたので、子どもたちが非常に楽しそうに取り組む様子が分かりました。また、担任の先生も活動の中で「英語を話そうとするモデル」になることを大事にして、授業の組み立てを考えていることが分かりました。
英語活動を進めるうえで、教材などの整備を心がける「環境整備」も大切にしていました。
次に、静岡県磐田市立豊岡南小学校の増山先生の先進的な取り組みの実践発表がありました。
増山先生については、以前の国際理解研究大会で日本人学校の実践を報告されていたのを記憶しています。その時も英語教育について、力を入れている実践をされていて、今回においても、担任と英語教師(日本人)とのALTと連携した取り組みが印象的でした。 かなり綿密に打ち合わせされたカリキュラムと授業展開がすごいなと感じました。
自分自身の、子どもたちに取り組ませる英語活動をもう一度見直す必要があるなと感じました。
この分科会の最後の実践発表は、三海研会員の森雅也先生でした。
指導主事という立場から外国語活動の一つの試みとして、オーストラリアのハイスクールと中学生とのSkypeによる英語による交流の実践を報告されました。この実践において、事前の準備や生徒らの活動する時間の確保、実際に指導する教師の苦労などたくさんの課題を乗り越えたことに大変感心しました。
この実践のような活動は、生徒たちの今後の英語に対する意欲を、とても長く継続するものになるだろうなと感じました。
また、第1分科会では、三海研会員の森井先生が、学校の中心となり、外国につながる生徒への指導に携わった実践を発表していただきました。
第1分科会への参加が出来なかったことを残念に思います。
森井先生の分科会には、他の三海研メンバーが傍聴していただいていました 。
この後、東海ブロックの研究協議会が集まり、情報交換会も行われました。