平成27年6月27日
平成27年度 三海研 定期総会・帰国報告会
「平成27年度三海研定期総会・帰国報告会」が,三重県教育文化会館にて開かれました。
今回,来賓として,三重県教育委員会小中学校教育課の上村課長と愛海研の戸田会長をお迎えすることができました。戸田会長は、今年度愛知県で11月に開かれる東海ブロック国際理解教育研究大会(愛知大会)に向けて、その主題と研究発表の方針や内容について紹介していただきました。三海研からも「ESD・水と生活」における研究報告で参加する予定です。
県教委の上村課長からは、派遣者への支援や国際理解教育研究を継続出来ているのは、三海研のそれぞれの教員の努力と協力があってのことで、今後の国際理解・共生教育の発展を担うであろうと応援のご挨拶をいただきました。
定期総会では,新役員や事業計画も承認され,平成27年度がスタートしました。三海研が海外児童生徒教育・国際理解教育の推進に貢献していけるよう,会員の皆様のご協力をよろしくお願いいたします。
帰国報告会では、椙山女学園大学教育学部長の宇土教授より、「グローカルイシューの問題解決学習でつなぐ三重と世界の日本人学校」の講話を聞かせていただくことが出来ました。そして、26年度末に帰国された3名の先生方から,バンコク日本人学校・マドリッド日本人学校・グァテマラ日本人学校での教育実践を報告していただきました。どの先生方もたくさんの実践や経験を話していただきました。もっともっとお話を聞かせていただきたいと感じるほど、充実した帰国報告会となりました。また、国際理解教育に関心をもっていただける先生方にも参加していただきました。
総会・帰国報告会後は、新会長の挨拶とともに「退職者・帰国者を囲む会」が始まりました。
帰国された先生方から、さらに詳しく実践や派遣されていた国の事情についてお話を聞かせていただくことができました。また、退職された先生方からもお話をいただきました。今後も三海研へのご鞭撻・ご支援をよろしくお願いいたします。