2019/6/22
令和元年度 三海研 総会・帰国報告会 が 開催されました。
総会には、来賓として
三重県教育委員会事務局から、大塚小中学校教育課課長 様、
全海研から、椙山女学園大学教育学部学部長の宇土副会長 様に
お越しいただき、ご挨拶をいただきました。
開会宣言後、川村会長より挨拶がありました。
来賓の大塚課長様よりの挨拶では、グローバル化を求められる中、外国へつながる児童生徒の教育や支援とともに、日本のアイデンティティを大切にしながら多様な生き方や文化を受け止められる人材育成について、三海研のメンバーの経験を活かした国際理解教育に期待されました。
総会では、役職の変わられた先生、新役員の先生方より挨拶がありました。どうぞよろしくお願いします。(なお、会員ページにて役員幹事一覧は見れるようにしておきます。)
総会後、帰国報告会(2019研究大会)が行われました。
河本先生
サウジアラビア ジッタ日本人学校
サウジアラビアという大きく文化の違う国で苦労された学校経営について報告されました。そして、いかに規模の小さな学校で、教育の改善をとそれを担う教員の人材育成に尽力されたことについて話していただきました。
竹田先生
タイ王国 バンコク日本人学校
世界でも一番大きな日本人学校(生徒児童数2631人)も学校の様子と、行事について報告されました。また、派遣中の国王崩御にまつわるエピソードや学校で苦労されたお話には非常に驚きました。
浦坪先生
中国 香港日本人学校
小学部と中学部の校舎が統合されることが早まり、教務として学校のシステムを組み替えていく苦労について報告されました。また、テロの影響で修学旅行先が変更となり、新たな教育計画と実践を行わなければならなかったこと話されました。
伊藤先生
ルクセンブルク ルクセンブルグ補習授業校
ルクセンブルクというとても小さな国の紹介をしていただき、その補習校での教育について報告されました。インターナショナル校の施設を借用しての補習校が運営されており、設備の管理などに尽力されたことを話されました。
最後に、宇土副会長様よりご講評いただきました。
帰国報告された先生方の教育実践はいま求められているカリキュラムマネジメントの実践であり、続くはSDGSに関わる教育実践の在り方の可能性を示してもらえたのでは、と高く評価をいただきました。
帰国教員を囲む会 が さくら情緒食堂にて行われました。